ウィスコンシン州にある小さな町、
フォートアトキンソンへようこそ!
ジョーンズの歴史は1832年、マイロ・ジョーンズと妻サリーがバーモント州からウィスコンシン州フォートアトキンソンへ移り住んだ時に始まりました。ジョーンズ家はホテルや酒場の経営、レンガ工事、競技場の運営など、さまざまなビジネスを行ないながら、ウィスコンシン州で初めての酪農農場の一つを作ることとなりました。
フォートアトキンソンへ移住したマイロの息子のマイロ・C・ジョーンズは35歳の時にリウマチを発症し、長年にわたって寝たきりの生活を送っていました。彼は母親のレシピでソーセージを作り始め、近所の人々や友人達や周辺のコミュニティへ販売しました。ビジネスが大きくなるにつれて農場のキッチンでは間に合わず、ジョーンズ家の敷地内に製造所を造り製造を拡大していきました。
1906年に建設された現在のジョーンズマーケットのレンガ造りの建物は、かつてはソーセージ作りのキッチン として使われ「プラント1」と呼ばれていました。隣にある販売所は、創業者のマイロ・C・ジョーンズが車椅子でも通えるオフィスとして1920年代に建設されました。後には従業員の作業着やエプロン、帽子などのユニフォームを保管するロッカールームとして使われました。
ソーセージ事業が本社工場に移転した1964年までは、現在のマーケットのデリがある場所は出荷作業に使われていました。2007年まで製造作業として使われてきた後、「ジョーンズマーケット」としてリニューアルされ、地元の人やここを訪れる人々の憩いの場所となっています。マーケット内のキッチンでは現在でもデリの製品が作られているだけでなく、新製品開発のためのテストキッチンとしても使われています。
ジョーンズにとっての誇りは創業以来同じ場所でビジネスを行なっていることです。ジョーンズの敷地内には現在でも使われている製造所があるだけでなく創業以来の農場もあり、美しい外観の倉庫や森林を目にすることができます。製造工場はフォートアトキンソンのコミュニティにとっても重要な場所となっています。工場の向かいにはジョーンズパークがあり、夏になると大人も子供も野球をして楽しんでいます。